2011年8月30日火曜日

茶寮花大和の薬膳料理

一週間ほど前、ちょっと変わった食事を楽しんできました。

茶寮花大和
「るるぶ」に載っていた説明をコピーさせていただきました。
薬の町ならではの薬膳料理が味わえる1904年(明治37)創業の店。高麗人参や薬草などの素材からは独特の薬臭が取り除かれ、うまさと彩りのよさを追求、日本料理感覚で食べられる。薬味箪笥に薬草天ぷら、焼き物、煮物、黒米ご飯などが入った薬膳弁当3675円~。本格的な日本薬膳コース6300円~。



薬箱をイメージしたお弁当箱?に入って出てきました。・・おいしそう・・・・

 一つ一つの器に盛られたお料理について、薬膳の説明をしていただきました。

お弁当箱以外にもお料理が続いて出てきて・・・

最後に出てきたのは「ウコンのそうめん」でした。まっ黄色のおそうめんです。

最後にもう一つありました。クコの実と松の実のトッピングをしたデザート。薬用の松の実は、日本の松ではなく、朝鮮の松でないとだめだそうです。

どのお料理も、薬臭さはなく、とってもおいしく頂きました。薬膳料理をいただいたので、記憶力や視力がよくなったり、体力も少しアップしたかなと思いましたが・・・
84歳で元気な、現役のオーナーの女性にあやかりたいです。


食事をしている部屋の目の前に大きな池がありました。カイツブリの親子が数羽、行ったり来たり。目を楽しませてくれました。

他にも、カワセミとカルガモも。

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2011年8月29日月曜日

大台ケ原のトリカブト

7月の大雨で大台ケ原ドライブウェーが不通になり、小処温泉側から入りました。今回の目的は、歩きでも鳥見でもなく、温泉。しかし、国道から小処温泉に向かおうとすると「小処温泉 本日休館」の看板。

しかたがないげど、取りあえず大台ケ原に向かいました。
途中で、黒い蝶がたくさん飛んでいました。飛び交っているので判別できませんでしたが、唯一止まっている蝶を見つけました。ぼろぼろちょうで、カラスアゲハかミヤマカラスアゲハか、見分けがつきにくく・・・でも、ミヤマかなと思うのです。

大台ケ原といえば、なんといってもトリカブト・・・と、走る道々気をつけていると、ありました。


 鮮やかな紫が綺麗でした。



大台ケ原。少しだけ遊歩道を散策。足元の笹がまた一段と密に広がっているように思いました。
鳥の姿もちらちら、声も何カ所かで聞こえましたが・・・
はっきり確認できた鳥は、行き帰り、車を走らせているとき。カケスが何度も出てきてくれました。

結局入った温泉は、上北村の薬師温泉。

大台ケ原へ上がる道は、本来のドライブウェーはまだ不通ですが、伯母峯トンネルを抜けてしばらく行ったところに、迂回路が作られていました。

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2011年8月28日日曜日

やっとノカンゾウ、そしてハグロソウ、仲良しメジロ、キツネノカミソリ、

今日は、出かけたついでにちょっと足を伸ばして、3カ所回ってみました。

一つ目の場所。
ハグロソウ。とっても地味ですが、色気のない所でこっそりと咲くピンクが大好きです。


ノカンゾウ。どこに行っても出会うのはヤブカンゾウばかり。いくらさがしても出会えなかったノカンゾウを偶然見つけました。


二つ目の場所。ここは鳥たちに会いたくてやってきました。
すぐ近くでソウシチョウの声がしきりに聞こえるので、車を止めて粘ってみると赤いくちばしを確認できました。次々に小さい鳥が移動してきて、枝に止まり、数羽が枝の奥で右に左に。
シャッターを押して確かめてみると、そこにいたのはメジロでした。よく聞いてみると、ソウシチョウの声に負けそうながらも、確かにメジロのジュルジュルも聞こえていました。

あちこち動き回るメジロの中で、一つの枝だけ、そこから動かない二羽がいました。とっても仲良しで、互いにくちばしをツンツクしたり、のど辺りや後頭の羽繕いを、ずう〜っと続けていました。





 メジロたちが入っていた木には、赤い実がいっぱいついていました。



三つ目の場所では、鳥も花も何も嬉しい出会いはなかったのですが、帰り道、キツネノカミソリを見つけました。去年出会った場所に、今年も出てきてくれていました。


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2011年8月27日土曜日

高野山(在庫から)

10日ほど前です。久しぶりに高野山へ行ってきました。

前に行ったときには野迫川越えだったように思うのですが、今回は和歌山県九度山から入り、先ず、緑の林道の中で、赤くて大きな大門に迎えられました。

奥の院の入り口近くの駐車場に車を止めました。

入り口近くの高い杉木立を抜けると、広い墓域が広がっています。

今回出かけてびっくりしたのは、個人や企業の、新しい大きな(広い)お墓がたくさん並んでいたことです。

 そこを抜けてさらに奥にいくと、歴史の教科書に出てくる人たちのお墓が並んでいます。
これは、結城秀康

豊臣秀吉


もちろん弘法大師(空海)の御廟にもお参りしましたが、撮影禁止区域の中にありました。助けていただきたいことはいっぱいありますが、今の私にとって一番切実な2つのことだけお願いしてきました。

帰りに立ち寄った休憩所で、家田荘子さんに会いました。高野山で得度出家されています。休憩所で法話されていて、私たちが立ち寄ったのはもうお話の終わりかけ。「困ったときには弘法大師にお願いしましょう。」「南無大師遍照金剛と3回称呼しましょう。」とい締めのお話だけ聞いてきました。


 奥の院を出て、最後に、金剛峰寺にも寄ってきました。

大きな屋根の上に大きな水桶が乗っているのが印象的でした。

争い合った人のお墓が同じ境内に祀られていたり、天皇家の墓地があったり、新しく求められたと思える外国籍の人の墓地があったり・・・。高野山は不思議な空間でした。

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2011年8月26日金曜日

熊野古道で出会った生き物たち、ダイミョウセセリ、イソヒヨドリなど

今回も、道々で出会う虫や花に目を楽しませてもらいました。
初見の蝶?と思ったのですが、帰宅して調べると、ダイミョウセセリでした。セセリ類がどうして蝶の仲間なんだろうなど思っていたのですが、今回、とっても立派な蝶だと思い知らされました。ダイミョウセセリには関東タイプと関西タイプがあるようですが、尾羽にも白い模様があるので、これは関西タイプです。
古道の足元を歩いていた幼虫。図鑑で調べるとセスジスズメ(ガ)しか当てはまらないのですが、合っているでしょうか。
ヤマトシジミと思うのですが・・・・
タマムシ。ご一緒した方がゲットされたのを撮らせていただきました。
イヌビワということでした。歩く道々、林の足元にず〜っと続いていました。
住吉神社、樹齢600年の御神木、夫婦樹
一本の木に見えますが、ムクロジイヌマキの2本の木が合わさっています。
?  見たことがないシダです。水色がかった葉っぱに目を取られました。
小さかった栗の実も、思いっきり膨らんでいました。

看板の横に見つけたのはスルボ(ツルボ)。里山の田んぼの土手などに生えていますが、見かける場所は少なくなりました。
バスを降りて歩き始め、一番始めに迎えてくれたのが、イソヒヨドリのさえずりでした。でも、イソヒヨドリは電線や屋根止まり。下から見上げるばかりでシルエットしか見えませんでした。
もうすぐ歩きも終わる頃、今度は、足元から声がし、見下ろす位置で待っていてくれました。
が、望遠レンズを持っていなかったので、かなりトリミングしてやっとこれだけ。
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熊野古道を歩く⑦(稲葉根王子〜だるま寺〜滝尻王子)

猛暑日にもどってしまった中での古道歩き、膝も少し痛みがちだったこともあり、迷惑かけずに歩き通せるだろうか心配しながら出かけたのですが、なんとか、楽しみながら歩き通すことが出来ました。 歩いている途中で、足元の道路や草が雨で濡れていたのを見ると、雨も私たちを避けて降ってくれたようでした。

今回のコースは、稲葉根王子から滝尻王子まで、富田川に沿って、右岸左岸を行きつ戻りつ5回橋を渡りながら13km強を歩きました。

初めに寄ったのは、日本で一番大きいだるまさんが建立されている、通称「だるま寺」の興禅寺。(この辺りでは臨済宗のお寺は珍しいようですが、私の実家が臨済宗なので、ちょっと懐かしくもあり・・・)

境内に並んでいたお地蔵様が可愛かったです。

このコースで一つ目に立ち寄った、一の瀬王子跡
道沿いにときおり顔を見せる富田川。澄んだ水がとっても綺麗でした。
花折地蔵。
地元の人が、花を手折ってお供えしたことからこの名前がついたそうです。が、ここで講師の先生から聞いた話にちょっと感動。
・・・昔、近所の子供たちが、このお地蔵様を川に運び、引きずって遊んでいるのを、近所のおばあさんが気付き、子供たちをたしなめて、この場所にお祭りしました。するとその晩、おばあさんは体調を崩し・・・枕元に現れて「せっかく子供たちと楽しく遊んでいたのに・・・」と。
この日は近所の人たちがたくさん集まって、お地蔵様のお祭りをされていて、わたしたちもちょっとお参りさせていただきました。
山道の途中にあった、千人供養塔
熊野詣での旅人の無料宿泊所として 、貧しい人たちのための善意の宿として、千人の人をお世話で来たことを記念し、そのお宿のお家が、明治11年に立てられたものです。
そういう形での熊野詣でが、明治の頃まで行われていたんですね。
松の一枚板で作られた橋。橋脚にワイヤーでくくり付けてあるだけです。対岸近くが2枚分無くなって、不通になっていて渡れませんでした。残念!
今回は平坦な道ばかりのはずが、最後にこんな(熊野古道らしい?)道が待っていました。
この古道の足元には涼やかな富田川が流れています。汗いっぱいかきながら歩く道々、足元からは、ずう〜っと、子供たちが川遊びをする楽しげな歓声が上がってきていました。
熊野古道館 この赤い橋の左手に滝尻王子があります。
毎回のことですが、この歩きで巡ってきたたくさんの王子や遺跡、いっぱい聞かせていただいたお話は、ブログの容量に入りきらないので、省略させていただきます。今回も、充実した素敵な時間を過ごし、とってもいい汗かいてきました。お世話いただいた方々に感謝です。

(花など自然との出会いは次ブログにて。)にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へにほんブログ村